お家で過ごす休日,普段は手間暇がかかるため,なかなか作ることができない料理を作ってみるのも楽しいものです.
餃子ならば,皮をこねるというエクササイズとともに,出来上がった後のビールというご褒美も付いてくる.
何よりも,手作りならではの皮のモチモチ感がたまりません.
本記事では,皮から作る餃子のレシピを紹介いたします.
皮から作る焼餃子のレシピ(調理時間:2時間程度)
材料(30個)
皮の材料
- 強力粉 150g
- 薄力粉 50g
- 熱湯 100cc
- 塩 小さじ1
具の材料
- 豚バラ肉 100g
- キャベツもしくは白菜 200g(キャベツだと1/6個程度)
- ニラ 15g(2本程度)
- 白ネギ 5g
- ショウガ 5g
- しょうゆ 大さじ1
- 酒 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- 塩,こしょう 少少
つくり方
生地を作る
- お湯を沸かす.沸騰するまでの間に,強力粉と薄力粉とをふるい合わせてボウルに入れる.
- ボウルに塩を溶かした熱湯を加え,菜箸でよく混ぜ合わせる.
- さらに手で生地をまとめ,ラップに包んで,20分以上常温で休ませる.
具を作る
- 生地を休ませている間に具を作る.キャベツをなるべく細かいみじん切りにする.みじん切りにしたキャベツは,布巾などに包んでギュッと水気を絞る.
- ニラ,ネギ,ショウガをみじん切りにする.
- 豚バラ肉は小さなサイの目に切り,さらに包丁でたたいて細かくする.
- ボウルに,肉とニラ,ネギ,ショウガ,酒,塩,こしょう,しょうゆ,ごま油を入れて粘りが出るまでよく混ぜる.最後にキャベツを加えてよく混ぜ合わせる.
皮を作る
- 台に打ち粉(小麦粉でO.K.)をする.休ませた生地を取り出し,手のひらでこね台に押し付けるようにして生地をこねる.体重をグッとかけるようにする.表面がつるりと滑らかになり,耳たぶ位の柔らかさになるまでこねる.
- 生地を3等分して細長い筒形に丸めて伸ばし,それぞれを包丁などで切って10等分にする.
- 切った生地を綿棒で厚さ1~2㎜程度になるまで薄く伸ばす.円形になるように生地を回しながら伸ばしていく.綿棒を利き手で持ち,もう一方の手で生地を回しながら伸ばすと効率よく伸ばすことができる.
具を包む
- 左手のひらに皮を載せて,皮に具を載せたら,ふちに水を付けてまずは軽く二つに折りたたむ.左側の皮を中央に送って押し付けるようにしてひだを付ける.同じ要領で,右側の皮を中央に送ってひだを付ける.
焼く
- フライパンを中火にかけ,十分に熱くなったら油を塗り,餃子を入れる.
- 餃子が半分ほどつかる位のお湯を入れてふたをし,水分がなくなるまで7~8分程蒸し焼きにする.
- 水分がなくなったらふたを取り,適量の太白ごま油を餃子の上から回しかける.そのまま皮がパリッとするまで2分程焼いて完成.
ポイント
- 熱湯でこねると,小麦粉のデンプンが糊化(こか)することでやわらかくモチっとした生地になります.
- キャベツを絞るときは,布巾の代わりにキッチンペーパーを使うと便利です.こちらの洗って使える ペーパータオルを使っています.
- お肉はミンチを使うよりも,バラ肉を切って使用した方が肉肉しくなり美味しくなります.
- お肉を切るときは,牛乳などの空きパックを開いたものをまな板の上に敷いてから切ると,木のまな板も安心して使うことができます.
- 生地は良く伸びるため,きれいな円形に伸ばせられなくても具を包めば問題ありません.
- 焼き時間は,鉄製のフライパンでの目安です.テフロンコーティングのフライパンをご利用されている方は適宜調整ください.
- 生地が美味しいため,羽根付きにする必要はありません.
- お好みで干しシイタケや,桜エビ,オイスターソースなどを入れても美味しいです.
とある休日の献立
2021年5月4日の晩ごはん
・焼餃子
・回鍋肉
・ラッキョウの甘酢漬け
・ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール
前日の残り物の回鍋肉を加えて,中華献立.
ビールが合う.
手作り餃子で美味しい休日を
普段はお箸よりも重たいものを持つことなどない私にとって(←嘘です,すみません),生地をこねるということは,結構なエクササイズになっています.
楽しくこねた生地から美味しいモチモチ餃子が作られて,さらに労働の後のビールの美味しきことこの上なし.
お子さんと作られても楽しいですね.
手作り餃子で美味しい休日を味わってみませんか.
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