レモンの塩漬けプリザーブドレモンの作り方

モロッコ料理に使われるレモンの塩漬け.

実は,合わせ方次第で色色なお料理に使うことができ,簡単におうちごはんをランクアップしてくれます.

作り方も簡単で長期保存が可能なため,国産レモンが手に入る時期に仕込んでおくと便利です.

国産レモンの旬

スーパーで通年見かけるレモン.
国産レモンは,10月頃から収穫が始まり,12月下旬から3月頃が旬と言われています.

防カビ剤不使用のレモンを選びたい

レモンなどの輸入柑橘類の表示を見ると,イマザリルやTBZといった防カビ剤の表示がされていることが多いです.

皮ごと食べるものですのでなんとなく気分的に好ましくないため,私は防カビ剤不使用のものを使用しています.

レモンの塩漬けのレシピ

材料(500ml一瓶分)

・国産レモン 2個
・お好みの粗塩 350g

つくり方

1.瓶は,煮沸消毒をして十分乾燥させておく.

2.レモンはよく洗い,ふきんやキッチンペーパーなどでしっかりと水気をとる.

3.2のレモンを縦4等分に切る.

4.瓶の底に塩を敷き詰め,レモン,塩,レモン,塩といった具合に詰めてゆく.最後は塩で蓋をするように.

5.蓋をして,時時上下を返しながら冷蔵庫で寝かせる.2週間から1ヶ月程度でレモンの皮が柔らかくなってきたら完成.

保存瓶の煮沸消毒の仕方

1.瓶が寝かせて入る大きさのお鍋に清潔なふきんを敷き,瓶と蓋(もちろん蓋は外しておく),かぶるほどの水を入れて火にかける.

2.沸騰したら,5分程度グラグラさせておく.消毒のためにトングの先端もお鍋に入れておく.

3.変形が心配なので,蓋は3分程度で取り出す.

4.5分程度グラグラさせたら,トングで取り出し,容器を上向きに乾かして完成.

火傷には,くれぐれも気を付けてください!

長期保存が可能

とはいっても,すぐになくなってしまうのですが,参考までに昨日漬けたばかりのものと,2年経ったものとの写真を載せておきます.

どんどん熟成されて,リモンチェッロのような風味になっています.

左:2年もの,右:昨日漬けたばかりのもの

レモンの塩漬けを使ったレシピ

フライパンひとつでつくるオイルサーディンとレモンのパスタ

フライパンひとつでつくるそら豆とレモンのパスタ

電子レンジでつくるオイルサーディンとズッキーニのレモンパスタ

おしゃれで丈夫なイタリア製の保存瓶

私が愛用している保存瓶は,Bormioli Rocco(ボルミオリ・ロッコ) .
ボトルに可愛い模様が入った,イタリア製のガラスジャーです.

Bormioli Rocco(ボルミオリ・ロッコ) クアトロスタッジオーニジャー

保存瓶の金属製の蓋は瓶と比べて痛むのが早いのですが,こちらの商品は蓋が別売りされているため合理的.

イタリアへ行かれた際には,蓋のみまとめ買いしてきてもよいかもしれません.

簡単手作り調味料で豊かな食卓を

とても簡単に作ることができて,入れるだけでお味をランクアップしてくれる便利なレモンの塩漬け.

日日の食卓に,モロッコの風を感じてみませんか?

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